2010/07/09 トピックス

ふくみみ福ちゃんと・・で商店街活性化のはなし。

こんばんは。東朋子です。
本当に久しぶりのブログです。

最近、全く時間がとれず、もう毎日が飛ぶように過ぎていくので
ブログを書く心の余裕がとれず、ツイッターに頼り切っていましたが、やはり、皆様方から再三「忙しいのはいいことだけど、読者がいるんだから、書きなさいよ、ブログ・・・」とご要望が募りに募るので、少しだけでも書くことにしました。

言い訳から入るのもよくない・・・・。

ということで、本日、中小企業庁の久しぶりに再会し、
西宮の甲子園口商店連合会と西宮中央商店街連合会へ
お連れしました。
これも、理事である関西学院大学教授 石原先生の愛であります。
う~ん。やっぱ、理事になっていただいてよかった~。
先生が関わって下さって、かつ、役員になってくださるということは、本当に極稀で、ほとんど、そのような役員にはなって下さらないのですが、愛が伝わったのであります。

商店街活性化の達人たちと、商店街を回っていての感想。

本当の商店街の活性化とは何か?
永遠のテーマですが、過去からこれまで、
どうも設備投資などのハード面への支援による活性化に
力が入っていたように感じます。
昨年、東京に呼ばれた時、商店街関連の会合で
「中心市街地活性化という名目で、ハードにばんばんお金を入れて、
アーケードやアスファルトをきれいにして、結果的に見栄えが美しくなった商店街には、商店ではなくて、チェーン店が乱立し、
ほとんどの商店主が不動産やさんになってしまった。
ハード支援はこれ以上必要なのでしょうか?」と
発言してしまい、変わった奴がと言われた経験がある私としては、
これからの商店街活性化は、ソフトにどれだけ力が入れられるか、
あるいは、どれだけ担い手を創出できるか、ではないかと思うのです。

商店街だけではないのですが、
どんな補助でも終わりは来る。
補助金がなくては生きていけないという状態は絶対つくってはいけない。
だからこそ、資金が「自活」を妨げてはいけないと思うのです。

生きた金の使い方ができたかどうかは、その金をもらわなくなった後の成長度合いで図るのが一番です。

残酷かもしれないけど、資金を入れた後、
自活の道が描けなかったら、もらった資金を返還するぐらい必要かもしれません。
ハードの整備が必要であれば、現存の商店に、貸し飛ばさないような
覚書をとって、今の商売でがんばってもらうように約束してから
資金を投入するとか・・。

商店街の活性化なのか、資産価値をあげるための景観向上化なのかを
はっきりさせたほうがいいと思っています。

補助金を出す時は、その商店街が見合うかどうかを
くまなくチェックし、資金投入をした後のビジョンを検証しながら
拠出するのだから、その商店街の顔が抜本的に変わってしまうとしたら、何のための事前精査なのかに疑問が残ってしまいます。

・・・・独り言ですが・・・・。

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