こんにちは。またブログをなが~いこと更新せずに怒られまくっている東朋子です。
先日、恩師からの留守番電話に「生きてたら電話ください(笑)」とメッセージが残っていました。
あまりの衝撃に、即折り返したのは言う前もありません。
今思えば、4月末から5月にかけて、こみさぽはいつも通りのバタバタであったにも関わらず、
「東北道インフォメーションセンター」の立ち上げのため、事務所に最小限の人数だけを残し、
被災地へ向かったのですから、やろうと思えば、なんだってできるのだと思います。
今でも、被災地に行けていない増馬が「みんな行ったのに、僕は行けていない」と
すねています。とにかく、お役にたちたい人が多いこみさぽでは、そういうお役にたつことであれば
なにはなくとも駆けつけたい衝動を止める方が大変なのです。
そんな、10月上旬。
被災地でお世話になった東北大学 村松先生が事務所に立ち寄ってくださいました。
忙しく、全国、時には海外も含め、飛び回っている村松淳司先生なのですが、本当に気さくな方で、
にこにこしながら、時間を見つけてはコンタクトを取ってくださいます。
思えば、7月の七夕。NCPの学生たちと必死で「想いよ届け」と活動してから、もう3か月も経ってしまいました。その後、被災地はどんな状況なのか、気になる方も多いと思います。そういう私たちも、正確な情報がなかなか入らず、どうしたものかと思っていました。
www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/higashinihon/0004275896.shtml
震災当初から、村松先生がずっと気にしていらっしゃったこと。
それは「忘れてしまう」ということへの恐怖でした。
原発、放射能・・・今考えなくてはならないこともあります。
もちろん、それもとても大切な課題です。
でも、震災はまだ終わっていない。
阪神淡路大震災の時もそうでしたが、震災に関する報道が日を追うごとに激減していることを
皆さんは感じていらっしゃるでしょうか?
震災は終わっていない。忘れないでほしい。
まだ完全に復興したわけではない。
先生は、当初から激減していくであろう報道を危惧し「忘れないでほしい」という気持ちを
どのように伝えていくかを考えておいででした。
そして、事務所を訪ねてくださった帰り際。
「そういえば、若い方々に被災地の今と未来をきちんとお話していない。お話する機会を作ることは
できる?」と提案してくださいました。
そりゃあ、うれしいけれど、プログラムも、段取りも、何もかも決まっていないけど、
日程だけ決めて「この日に来るからよろしくね」
いつもの村松先生です(笑)
そして、11月3日。
チラシには80人って書いたけど、本当は少人数で、
村松先生が見てきた被災地のこと、今、未来。
何が課題で、どんなことができるのか。
細く長くつないでいく糸。
そんなことを、ざっくばらんに話す機会を作りたくて、
村松先生にお越しいただきます。
みなさん、ぜひお越しください。
今、20人程度。若い方がたくさん来てくれます。
NCPのみんながいっぱい・・・。
全員が発言できるようなトークセッションであればうれしいと思っています。
あえて「このイベントは、ゲストスピーカーと聞き手、参加者との積極的な意見交換や質疑を重視した少人数でのセッションです。ご一緒に語り合いましょう。」と書かれているのは
そんな気持ちを伝えるため。
今からでも間に合いますよ。
お申し込みは以下のページからどうぞ。
comisapo.com/news_detail.php?id=40
【申込み方法】
(1)メール info@comisapo.com
(2)FAX 0798-23-3748
件名に「東日本大震災トークセッション参加希望」
本文にメールアドレス・連絡先・住所(任意)・交流会参加の有無
をご記入の上お送り下さい。