今日は、いつも仲良くしてくださっている尼崎にある
小規模作業所「福祉作業所 コスモス」さんに行ってきました。
今度、尼崎の市民まつりでのお手伝いもするので、増馬と同行したのですが、みんな本当に優しくて思いやりのある方ばかりです。
山根さんとは、言いたい事を言い合える仲良しで、いつもお互いの文句と愚痴をばんばん話しています。
私がとんでもない事をしたら、きっと正しく叱ってくれる人です。
山根さんからは、今の障がい者の現状や課題、車椅子での不便さ、改善しなきゃいけない本当のところ、きれいごとではないまっすぐさ等、いろんな事を教わっています。
特に、障がい者問題については、私の中の基準値なってもらっているところがあって、私だけでは決してわからなかった部分に気づかされる事がたくさんあります。
例えば、大きな障がい者組織が行う事業で、仮に「みんなで旅行に行こう!」という企画が持ち上がったとします。山根さんは車椅子にのっていらっしゃいますが、とってもお元気!行こうと思えば参加できるのだけど、絶対参加しないといいます。どうして?とうかがうと、「だって、全員が等しく行けるわけじゃないでしょ?大きな組織の場合、会員になっている方々で支えられている。だから、そのみんなに等しく楽しい事をしなきゃいけない。もちろん、全員の希望を聞くわけには行かないけれど、せめて遠くに行くのではなく、近隣で何か催しをしたり、いける範囲での旅行の企画を考えたりするべきでしょ?私は行けるけど、行けない人がいる以上、私も行かないの。」とおっしゃいます。
なんて、まっすぐなのか・・・と思ってしまいます。
障がいのあるなしで、人の生き方は大きく変わるのかもしれませんが、障がい自身は実は関係ないところで、人の本質を見る事がよくあります。
まあ、私もまっすぐなところがあって、少しも曲がらない部分も多いのですが、そのまっすぐさってきっと相手に伝わるのだなと強く感じるのです。
「良い人と思って欲しい」とか「同情に近い気持ち」とか「良い人ぶって実は上から目線」だとか、人は話せば話すほど、わかればわかるほど奥が深い!!
これからも、たくさん勉強させてもらいます!!
今後ともよろしくお願いいたします!!