今日は、いつもお世話になっている荒木市議会議員のお誘いで
阪神武庫川駅周辺対策協議会の「なくそう迷惑駐輪」啓発運動を
視察してきました!
「定期的に阪神武庫川駅前で自転車を移動したり、放置自転車をなくす運動をしているの!
一度見に来て、ブログに載せて~な(笑)」という、荒木さんからの連絡で、
今の阪神武庫川駅周辺がどんな風に変わったのかと興味があり、訪れてみましたが、
あの狭くて汚かった駅(すいません(^_^;))が、とても整理され、きれいになっていました。
大庄西社会連絡協議会さんとは、もう5~6年前になるでしょうか?
「まちの再発見運動」で『大庄地区の海岸線の変遷』等のちょっとむずかしい研究や、
『兵庫県なのに、なぜ06なの?』『阪神武庫川駅ってどうして川の上に駅があるの?』等の
素朴な疑問系の調査を手伝ってきました。
ohsyo.npos.biz/(大庄西連協のホームページ)
その度ごとに、地域住民の皆さんや子どもたちを巻き込んで事業を行い、今にして思えば
「結構私も成果ある仕事をしたのね~」と自画自賛・・・・。
5~6年前というと、私もまだ若く、自分の力量やネットワークのない中、
がんばっただけあって、思い入れは人一倍でしたから、顔の見えるまちづくりに寄与できたのだと思います。
それから荒木さんとのお付き合いは始まったのですが、
いつもそのバイタリティには頭が下がります。
大庄西地域については、いろんなエピソードがありますが、
今日は中でも、大きく分けて2つの事業について。
1つめは視察に伺った放置自転車の事。
私は最近、従たる事務所が「南武庫之荘」なのもあって、阪急武庫之荘駅を利用する機会が増えました。
夕方の時間が多いのですが、あの駅はなんともひどい・・・・・。
それに比べて、阪神武庫川駅はここ数年で見違えるほどきれいになりました。
阪神武庫川駅周辺対策協議会という住民組織と、日本民営鉄道協会という企業からなる組織が出し合える力を出し合い、
駅周辺の対策を考えるからこそ、続いているのだと思うのです。
これが、地域住民だけだと資金面が潤沢ではなかったり、企画・アイデア等足りない事がよくある。
かといって、企業側の論理を押し付けると、住民参加型にはならず、駅前駐輪場を外部委託する、
等と言う発想になってしまう。
詳細の事情はわかりませんが、
荒木さんのお話だと、最初は交番廃止運動が出発点だったそうです。
駅前交番がなくなる⇒地域の安全が図れなくなる⇒地域住民が主体的に地域の安全を守る動きが必要
⇒交番跡地を他の事で利用できないか?⇒駐輪場所を見回るための拠点化はどうか?
となったと聞いてます。
よく自転車の駐輪場を指定管理者にしてしまう自治体が増えています。
もちろん、多くの雇用が生まれ、良いアイデアなのですが、
私はこの武庫川のようなモデルができれば、「地域の安心・安全」「地域コミュニティの再生」
「高齢者の生きがい・やりがい作り」「駅前の環境整備」等、すべてが可能になるような気がしています。
2つめは、「ヴィッセル神戸サッカー教室」の運営。
大庄西小学校で継続的に開催されている年に1回のサッカー教室ですが、毎年毎年、
この少子化の折なのに、子どもたちがどんどん集まってくるそうです。
今年は70人くらいを予想していたら、なんと100人を超える賑わいで、
最盛況に終わったとの事。
本当に「地域力」を感じてしまいました。
ただ、こちらも継続するためには「イベントのような非日常空間」だけではなく、
「日常」に行われる「サッカー教室」ができるようになればよいのに・・・と提案してみました。
今は余力がないけど、きっといずれは作ってくれるはず!
私も巻き込まれてしまうかもしれないこわーい予感を感じながら、
それでも、やっぱり子ども達の夢をかなえて欲しいなと思っています。
みなさんも、是非一度、革新的に変わった阪神武庫川駅(尼崎側)に降り立ってみませんか?
追伸)駅前にある「アラスカ」という喫茶店のママさんはいつもとても優しいよい方です。
いつもお世話になっていますm(__)m 是非お立ち寄りくださいませ。