みなさん、お花見はもう終わりましたか?
今年は、桜をめでる機会が多くなりそうでわくわくしている東朋子です。
今日は「苦難をのりこえて輝く病院~信じてくれる職員たちともう一度」というタイトルで、真星病院院長 大石麻利子先生のお話を拝聴しました。
大石先生は
①右手にロマン
②左手にそろばん
③背中に我慢
をモットーに病院経営をしていらっしゃいます。
前院長であるご主人の急逝の後、幾度もの苦難を乗り越えて、本当のパートナーである職員の皆様と共に、病院を再生してこられた経緯を涙ながらに語っていらっしゃる姿に大変感銘を受けました。
くじけそうになられたとき、「あなたならきっと成功するからおやりなさい」と、励ましてくださった弁護士の先生は次の3つのことがあるから、と話されたそうです。
・債権者が剥ぎ取れないほどの大きな借金
・社員の支援があること
そして最後に・女傑のように見えないところ
このお話を聞いて、私がこれまで心を痛めてきたことの本質が見えたように思いました。
そうです。私は「女傑」に見えるんですよね。
女傑とは、
「気性・言動などが思い切りがよく、大胆で、すぐれた働きをする女性。女丈夫(じよじようふ)。」[ 大辞林 より] ということ。
本当は、気性が激しいわけではない、筋金入りの臆病ものの
あずまなのですが、言動に問題があるのか、女傑と思われているようです。
(一部、すぐれた働きがある・・・の部分は違うと思いますが)
多くの年配で、かつ社会的に認められている諸先輩方に、にらまれると、とてもじゃないけれど、つぶれてしまいそうなのに、
あずまはつぶれることもなかろう、彼女は強そうだからと言われることが、よくあります。
こみさぽのメンバーは、あずまが一番ひょろひょろだと言うことを
よく理解してくれているので、大変ありがたいのですが、
周りの評判は裏腹なようです。
今日から、女傑にみられないように慎ましやかに生きようと思ったのでした。
また、印象に残ったお話で、
「どうして強いリーダーシップを持って、独断的にぐいぐい引っ張っていくこともない、柔らかな物腰の現院長についていこうと思ったのですか?」という質問を、職員の方に投げかけましたら
「大石先生は、腹の底から祈ってくれているんです。親が子を思うように」とおっしゃられました。
この部分は非常に共感しました。
今、あずまがこみさぽで本領発揮できるのは
スタッフみんなが居てくれるからこそ。
常に全員と養子縁組しようかと思うほど、彼らの成功と成長を祈っています。
そして彼らは、私のことを「おかあさん」と呼びます(笑)
瞬間瞬間は違う方向を向いていても、常に謙虚で、よい意見はすぐに取り入れられ、取り入れた瞬間に同じ方法にすぐに向きなおせる。
その風読みのチカラと調整力と素直さを持ちながら、
経営したいと心から思います。