2010/05/04 トピックス

女性が働くということ

こんにちは。東朋子です。

今日は、寺坂のお友達家族が遊びに来てくれた。
写真は、ご夫婦の娘さん。
(ちゃんとブログに掲載するOK頂いています(#^.^#)
 でも、遠慮気味にあんよだけキャプチャしました~)

彼らは東京に住んでいるが、
今後、尼崎に帰ってきたいと望んでいる。
そして、二人とも大変優秀で、これからの関西の発展のためには
絶対戻ってきて欲しい存在なのである。

だから、もちろん共働きして欲しい。
お二人ともそれを望んでいる。

昔、私が家庭を持ちながら社会進出したいと望んだ時、
地域コミュニティが大きな支えとなった。

私の二人の子どもたちは、
まるで地域猫ならぬ、地域子どものように育っている。
近所で子供たちは、それなりに有名で、
兄のほうは、やんちゃくれとして、学校でも知られた存在だった。

法人を設立して、元夫も会社がどうしても抜けられない時、
そんな時に限って、娘の授業参観があったりする。
それも、新一年生最初の参観。
持ち物のこととか、先生の様子とか、
たくさんたくさん知りたいし、健康診断も同時に行われたりした。

会議の時間が押して、のっぴきならない会話が続き、
どうしてもだめだ、間に合わない・・と諦めかけた時、
ママ友達からメールが入った。
「仕事いそがしいんじゃないの?うちのこと一緒に、みてるから、だいじょぶだよん~」

泣きそうだ。

本当にありがたい。

痒いところに手が届く、そんな地域コミュニティに支えられ、
子どもたちはすくすく育っている。
(子どもたちにとっては、嫌なこともあるらしい。噂が広まりやすいから、悪いことをすると、すぐに見つかるし、私の耳に入ってくる。
子どもたちのとっては、自由があるようでなかったらしい)

引越し、転勤、地域コミュニティの確立。

女性が働く時、必ず横断的なつながりが重要になる。
それは、社会システムを構築するだけで片付けられるものではなく、
個々人の努力も必要なのかもしれない。
まだまだ日本で女性が社会進出するには、制度設計が足りない気がする。
例えば、私の名前なんているのも、いちいちややこしい。
もう慣れたけど、私は仕事上「東朋子」で通っている。
講演する事や、様々な契約書類に理事長として「東朋子」で通しているものを、すいません、結婚したので「寺坂朋子」に変えてくださいな、といったら、書類がわんさか送られてきて、証明とやらが必要らしく、激しく面倒だ。

だから、いちいち公的な申請を出す時
「すいません、住民票は寺坂朋子なのですが、仕事上は東朋子で通っており、その二人は同一人物です」という申立書なるものが必要なのだ。

ね、面倒くさい。

といっても、長くこの業界にいるのでいきなり「寺坂朋子」とは名乗れないし、なんだか馴染みがない。

きっと、この名前の件は、男性も女性も一緒なのだと思うけれど、
一般的にまだまだ女性が男性の籍に入ることが多いように思う。
だから、この問題も女性が背負うことになる。

もちろん、そのご夫婦もうちの寺坂も、
周りには珍しいくらい、平等に家庭での役目を果たしてくれているので、特に問題はないけれど、女性の社会進出には多くの課題が見え隠れし、それを解決するためには、もう少し時間がかかりそうだ。

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