暑い日が続きますね。東朋子です。
今、西宮市の総合計画の審議委員を委嘱されています。
公式の場なので、リアルな画像をお見せできないのが残念ですが、
大変白熱した審議が続いています。
今日は第3回目の審議でした。
私はこれまで、様々な行政との事業委託に関係してきた事もあり、
多岐にわたって造詣の深い皆様方にまぎれて、少しだけ発言をさせて頂いています。
私は団体推薦の委員ではなく、たった4名の市民審議委員の一人として審議させていただいているのですが、そもそも「審議」ってなんなのでしょう?
実は、私の周りにはたくさんの議員友達がおりまして、
一番近くにいるパートナーも他市の議員なのです。
そんな事もあり、私もこみさぽの面々も、一応の行政用語は
理解できる環境にあります。
それでも、この「審議」というものは
システム上は的確に動いており、とても意義のあるものとなっているのですが、【市民の立場】で議論するというものとは、一線を画している感があります。
例えば、よく出てくる言葉で言うと
「扶助費」
これなんでしょう?
有斐閣「経済辞典第4版」(02/5)によると、
「地方公共団体が,生活保護法,児童福祉法,老人福祉法などに基づき,社会保障制度の一環として生活困窮者,身体障害者等に対して生活を維持するために支出する経費をいい,現金給付だけでなく,現物給付に要する経費も含まれる。」とのこと。
理解できました?
他にも「今後の財政見通しについて、長期的な予測に最も適しているといわれている計量経済学的手法を用いて推計を行う」らしいのですが、それが正確なものなのかすら、市民レベルではよくわかりません。
審議する上において、最低限勉強しておかなきゃいけないと、周りの議員を質問攻めにして何とか理解できました。
審議委員を委嘱して頂いておかげで、大変勉強になることも多くて感謝しているのですが、その反面、私たちは本当に市民の声を盛り込んだ「審議」をしているのだろうか?と常に考えてしまいます。
今日の審議内容は、大学との連携・交流についてでしたが、この分野は、常日頃、肌で感じている考えを発言できたと思います。
なんせ、こみさぽでの事業の根幹に関わる部分ですから。
と、私の感じた事を書き連ねてみましたが、私が関わっているこの総合計画は西宮市のこの先10年間を指し示す指針になる重要な計画です。気を引き締めて審議していきたいと思います。