昨年「こみさぽ合宿」でNPO法人鳥の劇場に伺いました。
あまりにも刺激的で、脳裏に焼きついて離れないNPO法人です。
「鳥の劇場」は鳥取県鳥取市鹿野町の廃校になった学校と幼稚園を劇場に改造して、演劇活動、劇場運営を行う民間の芸術団体です。鳥の劇場と言う名前は、劇団名でもあり、場の名前でもあります。創作活動を中心にすえて県外や海外でも上演をする一方、招聘事業や教育普及事業も併行させ、「公共の場」としての劇場の姿を手作りしています。
定期的に送られてくる「鳥の劇場」の案内は、毎回、大変機知に富んでいて、遠く関西にいる私たちが、大変勉強させてもらっています。
今回、また「鳥の劇場」から刺激的なお知らせが届きました。
なんとか、この臨場感を伝えたくて、画像にしてみました。
「鳥取の鳥の劇場で
鳥取の観客に
作品をみせたい劇団を
募集します」
私たちは、2006年から少しずつ自分たちの手で劇場を作り、お客さんとの関係も作ってきました。それを土台に「その場」「その観客」に、自分たちの作品を通じて出会い、何かを試したい、と考えてくれる劇団があれば、是非きて貰い、上演してもらいたい。我々の劇場をいろいろな新しいエネルギーのための現場としたい。そんな思いで、この企画を考えました。
劇場は舞台が12メートル角、天井高も12メートル、客席は9列で200席弱、真っ黒な空間です。客席数80の小さい空間もあります。観客は若い方から年配の方までまんべんなく、いわゆる演劇好きが集まる都市部の劇場の客層とは全く違います。
「呼ばれたから行く」のではなく、「やりたいから行く」という劇団の方たちに来てもらい、いっしょに仕事をするのが私たちの望みです。滞在中の宿泊と食事は、基本的に鳥の劇場が用意します。上演料などはありませんが、移動などの経費を一部負担させていただきます。低予算の企画ですが、気合を入れてお迎えします。次年度以降、来ていただいた劇団の方と共同製作や滞在製作に発展させられたらという思いもあります。「やりたい」と思われる劇団の方は、必要書類を是非ご送付ください。
鳥の劇場主宰 中島諒人
上演予定日:2010年2月20日(土)21日(日)か
2010年2月27日(土)28日(日)
(仕込みとリハーサルは本番前の2日)
必要書類:・志望動機、思い・ 劇団を紹介する資料
・上演したい作品の映像資料
送付先:689-0405 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1812-1
応募締め切り:2009年6月15日
問い合わせ:電話0857-84-3268
電子メール:info@birdtheatre.org
結果の発表:2009年6月30日
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もし、私が劇団を主宰していたら、必ず乗り込むんだろうなと思います。残念です。
このブログを見ていて、ちょっとでも気になった方
そして、劇団を主宰していらっしゃったら、是非是非
お問い合わせしてみてください。
そして、新たなコラボレートが決まったら
あずまは、その日、鳥取に前のりして一番前の席を陣取ります。
よろしくお願いいたします。