こんばんは。東朋子です。
昨日の夜、会議が終わった後、話したことは一生私の心のどこかに残るのだと思う。
東北から、会いたかった人が、私を訪ねてきてくれた。
いつもメールを即応してくれるその人から、なかなかメールの返信がない。
もしかしたら、何か怒らせたかもしれない。
小心者の私は、何度かチャレンジしてみた。
帰ってきたメールには、
悲しい出来事がたくさんあったこと。
自分もとても苦しいのだということ。
被災地を離れると気持ちが楽になるのだということ が
短い文章で書かれていた。
行間から苦しさがにじみだしていて、言葉を失った。
あの時、阪神淡路大震災のあと。
私たちはどうやって、今まで歩いてきたんだろう。
そう考え直すけど、阪神淡路大震災の被災者である私は
東日本大震災の現状を同一のものと思えていない。
どちらも見たけど、同じじゃない。
確実に違う。それだけは確かだ。
今、被災地でどんな支援が必要?
たぶん、被災地を離れるたびに、いろいろな人に同じ質問を
されているはずなのに、嫌がりもせず、まっすぐに
「心のケア」と答えてくれた。
今、あの3.11から3か月弱たった今。
あの日に必要だったものと、今必要なことが、日に日に変わっていく中で、私たちはいったい何ができるだろう。
もし、こちらに来て、少しでも気分転換できるなら
呼ぶことを考えよう。
行くことも大切だけど、迎えることも大切だと思う。
ほんの少しの時間でいいから、ゆっくりとお風呂に入って
あったかい布団で、余震なんかに揺り起こされない、
底抜けに楽しい時間をプレゼントしたい。
震災ばえ、蚊の大量発生・感染症の恐れ・粉塵・匂い・・・。
すべてのものから解放されてほしいけど、
なんにもできないから、ほんのちょっと、気分転換を
してもらうことくらいしかできない。
さあ、明日から準備をしよう。
待っててね。
もうちょっと。
そう思いながら、この曲聞いたら、涙が止まらなくなりました。
www.youtube.com/watch?v=KSH3ar3rO-g