こんにちは。東朋子です。
3日前。尼崎市立たじかの園を訪問しました。
障害者相談支援専門員の妹尾さんとは、まるで恋人のような仲。
妹尾さんは、私という存在を「社会資源である」と名づけてくれて
それと同時に、私自身の自らに対する位置づけやあり方も
ずいぶんその方向にシフトしていくきっかけとなった人です。
今回は、妹尾さんに会いたいから!という理由で
訪問したのではなくて、
一緒に取り組んだほうがよい案件があったので、
その相談事業で訪ねたのでした。
そこで、出会った写真。
見覚えのある名前に心が震えました。
私が尼崎市内で活動していた時、
力がなくて最後までお手伝いできなかったケースが
いくつかありました。
もしかしたら、専門セクターではない私が
深く入り込めない、手の届かない心の闇があるのかもしれず、
私は邪魔してしまったかもしれないと思ったこともありました。
彼女は写真が大好きでした。
センターで、多くの人の目に触れて欲しかった。
作品が素晴らしかったから。
もしかしたら、そんな私の気持ちは
彼女の気持ちと合致していなかったかもしれません。
一番の心残りは
最後までそのセンターで彼女の作品を活かし続けることが
できなかったこと。
もしかしたら、いろんな人の目に留まり
もしかしたら、彼女が望む方向性が見出せるきっかけくらいには
なったかもしれないのに、
その時の私は最後までお手伝いできませんでした。
どんな事情があろうと、きっとそれは彼女の中で
記憶として残ってしまっていると思います。
そしてこの写真。
今のこの場所とこの環境、この仲間なら
もっともっと彼女の才能を開花させてあげられるかもしれません。
出会う時期がもう少し遅かったらよかったのに。
いつかもし出会うことがあったら
この写真のこと、心から素敵だと伝えよう。
本当に救われた気がした。