今年、最後のNPO法人設立のための総会に出席してまいりました。
これまで多くのNPO法人の設立に携わって参りましたが、
ここまでしっかりと地に足を着け、活動していらっしゃる方々が
いるのだな、私たちはまだまだ未知の社会活動があるのだな、と
改めて感じる団体のNPO法人化に寄与することができて、本当に
うれしい限りでした。
無事、設立総会も終わり、県への書類申請も無事終え、
シャクナゲ・子供の家というNPO法人がうまれようとしています。
シャクナゲ・子供の家は、任意団体の時に既に、ネパールで女子孤児院を建設し、現地にNGOを、そして日本にそのNGOを支援するためのNPO法人を設立するということで、今回法人格を申請するに至りました。
ネパールの恵まれない育成環境に置かれた子供たちに対して、その支援に関する事業を行い、彼らの健全な成長を図り社会に寄与することを目的とするNPO法人で、多くの方々が既にサポートされています。
そんな中、私たちが、法人格取得のお手伝いができたこと、
なによりも、田中さんと青井さんに出会えたことが、私の中で
大変大きな喜びとなりました。
働く女性として、そして子供を持つ母として、2人の素敵な女性に出会えたことはとても貴重でした。
そばにいるだけで、あたたかな気持ちになるお二人をこれからも
サポートしていけることが、私たちの存在意義なのだろうと
心から思っています。
お二人から大変素敵なお手紙をいただいたので、皆さんにご紹介します。読んでいるだけで、幸せになるので、皆さんにも少しおすそ分けです(笑)
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幾度となく掃き集めた樹木の葉も散り果て、今日の紅い西の空に
その枝が冬らしい勇ましさをもって映えています。
この度は、NPO設立に際し、きめ細やかなご指導を頂き本当にありがたく、心より感謝いたしております。
東様のご親切な導きがあったからこそ十五日の書類申請が可能となりました。そして十六日の総会では改めて身のひきしまる思いが致しました。(又、人前で話す事が大の苦手な私にとり、東様が居て下さり大いに心強かったのです)
来年はシャクナゲ子供の家にとり、又新たな歩みを始めます。謙虚な思いを持って、誠実に活動を積んでゆきたいと思います。
どうぞ引き続きご指導下さいませ。
今年も残り少なくなり一層 お忙しい事と存じますが、どうぞご自愛なさいましてよいお年をお迎え下さいませ。
悪筆ながら山々の感謝を込めて
シャクナゲ子供の家 青井百合子 田中裕子
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