こんにちは 東朋子です。
寺坂のところにまた新しいインターンを紹介するよという学生さんが
たずねてきました。
自宅に来るもんだから、朝から騒がしい。
なんだかわからないが、毎回、その紹介するという担当の学生が変わる。寺坂とともに「お願いだから引き継いでから来てください。毎回毎回同じ説明をしているほど、暇ではないのだ」と懇願しているのだが、「すいません。逃げちゃって連絡がとれないのです・・・・」
こういうことが多い。
それでも、寺坂は費用をわざわざ支払って、学生さんにレクチャーを繰り返します。
そろそろ、いい加減にしてねといいたい。
いや、言っているけど、信じられないほど同じ目にあう。
その学生さんに心からの愚痴をこぼしてしまった。
最近、このインターンを派遣する団体の関係者かしら?と思う、わか~い候補者が立候補するのをよく目にする。
日本を変えたいのだそうだ。
投票率を上げたいのだそうだ。
それは大変良いことだけど、
就職と選挙を取り違えてます?といいたくなる時がある。
若くてココロイキがあって、野心と勇気があって、
心からの応援をしたくなるのだけれど、世の中はそんなに甘くなくて、若けりゃ当選するというものではない。
その土地の民度が高ければ高いほど、そんなに甘くない。
みんな見てますよ、応援団の様子も含めて。
個人的に主人が知っている現職議員さんが応援してらしたから、
お声をかけたそうです。
「楽勝ですよ。うちの会派は選挙に弱い人はいないから」と
おっしゃったと言って、驚いていました。
今日、訪れた学生さんに言っておきました。
「日本を変えたいと思うなら、まずはいい加減な生き方をしないこと。突然連絡が取れなくなって、与えられていた責務をほっぽりだしたり、謙虚な気持ちを忘れて選挙に挑んだりすると、日本を変えるなんてできません。少なくとも、戦略や策略におぼれることなく、税金という大変貴重な財源によって、生かされている人のお手伝いをしたり、またそうなりたいと望む時、税金を頂いている人の時間を拘束して”勉強”するなんてことはやめたほうがいい。基本は、最低限の事を勉強してから、その世界に関わるべきです。政治に関わる人に支払っている税金はあなた方の教育費ではありません。政治家というのは少なくともスペシャリストでいてくれないと、一生懸命働いて、税金払っている一般市民はやってられません。前の担当者が逃げちゃいましたと言って、再度説明させられる時間は無駄な時間ですから、お願いだからそんな人にはならないで。」と。
通じるのかな・・・。
かっこいいことばかりを、とうとうと語れる若者は増えましたが、
その真意をわかっている若者がその中でどのくらいいるのか不安になってしまいました。