本日、NPO法人コミュニティ事業支援ネット5周年記念パーティーをノボテル甲子園で開催いたしました。
参加して下さった皆さんに、大変驚いていただきました。
小さなNPO法人にしては、とっても背伸びした式典。
私の大好きな小説家 城山三郎さんの言葉をあいさつのに引用させて頂きました。
「背伸びして視野をひろげているうち、
背が伸びてしまうこともあり得る。
それが人生の面白さである。」
せいいっぱいの背伸びですが、ご出席頂きました皆様に
少しでも来てよかったなと思っていただけるように職員一同、
がんばりました。
そして、お土産は「皆既日食グラス」と「西宮のお酒」
ご出席の皆さんから、楽しかったとたくさんお声をかけて頂き
この上ない幸せでした。
さあ、また5年。
がんばります。
式典プログラムに掲載した私のメッセージ。
皆様への感謝をこめて、掲載します。
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平成19年2月28日に設立。
それから5年の月日が流れ、この日を迎えることができました。
私が「NPO法人で働きたい」と家族に告げた時、
反応は「それ何?」でした。
自らがオピニオンリーダーになることで「業界」が変わる分野は
それほど多くない。20年先のNPO数が数え切れない程に増え、
「若者が働きたい仕事No.1」になればいい。
しかし、そうではない今がある。
だからこそ、新しい考え方を導入した
NPO法人を設立したい。始まりはそんな思いからでした。
新しいから苦労もあるけれど、痛みを伴う変革は確かな未来を
描くはずだと信じています。
「人がつくる未来(あした)を応援します。
~はじまりはつながりから~」
そんな想いを胸に私たちは日々、若い力をまちづくりに生かす事業や
若者の就労・就職を支援する事業、団体や人を結びつけ社会課題の解決を目指す事業などを積極的に展開しています。
私たちが行う事業は、一見非常に多岐にわたるようにみえますが、
どの事業も想いは同じです。
心ゆたかに暮らすには、それが仕事であっても、働いているまちであっても、住んでいるまちであっても、その地域のHAPPYのカタチに協力する市民でなければならない。だから、いつもめいっぱい。いつもせいいっぱい。時にはご心配をおかけするほど愚直に走り回っています。
そんな私たち。
こみさぽがこみさぽである理由、これからの将来を期待できる理由。
それは「人」です。
支えてくださる人、共に働いている人、私たちに任せてくださる人、そんな「人」がこみさぽの周りにあふれているからこそ、こみさぽはここまでたどり着くことができました。
先駆的であり、独創的であり、的確で、前向きで、純粋で、熱心な、
最高の皆さんと社会課題を解決する為にちゃんと稼いで仕事をしている。
それがこみさぽであり、どこにも、誰にも負けないと信じられる所以のすべてです。
一人一人の個が、自律した個として在り、そのひとつひとつが完結したワン・センテンスであり、でもそれをつなげると、美しい文章になるようなそんな団体で、また5年。
皆さんと共に過ごしていけたら幸せだと思います。
何かあったら思い出す。
皆さんの頭の片隅にずっと残り続けていける私たちでいら
れるように、これからも精進します。
皆さんが私たちの誇りであるように、私たちがみなさんの誇りになれるように。
最後に、これまでの手厚いご支援に深く感謝申し上げるとともに、今後もこみさぽへ叱咤激励、変わらぬご支援・ご協力を賜りますことをお願いし、挨拶とさせて頂きます。皆様のご健勝とご発展、そして「笑顔あふれる明るい未来(あした)」を祈念いたしております。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人コミュニティ事業支援ネット 理事長 東 朋子