こんにちは!東朋子です。
今日は「西宮まちづくり塾」で、事例発表をしてきました。
なかなか忙しくて時間の取れない当法人理事の久教授に
スタッフの成長振りを見てもらいたくて、
今回は、全員参加で乗り込んでみました(笑)
実は、当法人の半数以上は「近畿大学 久ゼミ」の卒業生です。
かわいい愛弟子たちが、先生のコーディネイトする姿を久々に
最前列で見ていたら、きっと久先生(私はひさっちと呼んでいます)は喜んでくれるに違いない!と思い、サプライズで連れて行ってみたんですが、なんだかバレテタ感じ(笑)
壇上発表者の言葉の端々に私が登場するという不思議な講演会でした。
最終的に、ひさっちと、甲子園口商店街の松原会長と東山台の赤石さんにご登場頂いて、和気藹々と事例発表は進みました。
これまで、講演の中で「大変難しい景観街づくりの話題」が
出ていたのだと予想できますが、最後の8回目になって
「まちづくりは頭の中で構想を練るだけではなく、きちんと地に足をつけて活動すること、楽しみながら活動すること、関わる人たちと深く話し合いながら活動することが大切なのだ」ということが
理解していただければいいなと思っていました。
まさにそういう形になってしまって、もしかすると
「勉強」をしにきた皆さんにとっては、肩すかしになってしまったかもしれませんが、「まちづくりの現場」に携わるものとしては、「納得のいく事例発表」でした。
宝塚市、西宮市と尼崎市のまちづくりの一端にかかわりながら、この約10年活動してきましたが、まちには「個性」があると思います。
その「個性」を作り上げているのが、
「人」であり、「活動」であり、「建物」であり・・・なのだと思います。
「まちづくり」とひとことで言っても、実は混沌としています。
1+1=2には決してなりえません。
もちろん、白と黒が混じったからといって、グレーになるものでもない。
時には
マーブル模様に、時には水玉模様になったりします。
でもそれが、「まちづくり」なのだと思います。
事例発表の中の最後のPPTで
「みんなまちづくり、がんばっています」と申し上げ、
以下のようなコメントを書いておきました。
これがこの約10年間の私の心のメッセージです。
少しでも、すべてのまちの皆さんがこう思ってくれたら
きっと「よいまち」がそこここで生まれます。
来年は、そのお手伝いをもっとできれば・・と思っています。
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「まちづくり」とは「よいまち」をつくっていくことです。
「よいまち」とは皆が住んでいて、働いていて良かったと思えるまちです。
まちに暮らしている人は皆、まちに対しいろいろな思い入れや改善すべき
点を持っているものです。そして、解決する社会課題が多く内在しているものです。その問題を解決するため【地域】と【行政】あるいは【専門家】が手をつないで、すみよいまちへつながるステップを創り上げ、実践していく努力が必要です。そのためには「たくさんのつながり」と「たくさんの思いやり」が大切です。
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