以前、尼崎のスポーツセンターを訪れたとき、突然雨が降り出しました。ちょうど、土曜日か日曜日で、多くのイベントや習い事が行われていたので、突然の雨に右往左往されている方々を多く見かけました。

お休みと言うこともあったのでしょう。
子ども達の習い事も多いようで、ベビーカーの方々もたくさんいらっしゃいましたし、
小さなお子さんも多かったように記憶しています。　

そんな時、駐車場まで傘を貸してあげる事ができたらな～と思ったのでした。

スポーツセンターと言われているところは、少し広めの駐車場が用意されている事が
多いように思いますが、きっと、スポーツをするためには、多くの荷物が必要なのでしょうね。
また、お子さん連れの場合は、車はとっても便利です。
ありがたいのですが、駐車場までちょっと距離があるのも事実。
突然の雨にぬれずに行くのはちょっと無理のようです。

尼崎のスポーツセンターも、駐車場まで走りたいけど走れない家族連れが、
雨が小降りになるのをいまかいまかと待っていらっしゃいました。

何で城崎なのにその話？？と思われましたか？

城崎には「みんなの傘」というシステムがあります。
城崎温泉は、俗に町全体で「ひとつの旅館」に例えられるそうで、
１００軒ある旅館やまちの施設、住民が一体となった共存共栄の精神をもって
「まち」をひとつのテーマパークととらえ、古き良き懐かしさを守りながら魅力のある
観光地づくりを行っているのだそうです。
kinosaki.co.jp/mkasa.htm

城崎のように「まち全体」をテーマパークにするとまで行き着けなくても
公的施設を利用する場合、市内在住者が多いわけですから、
傘などをみんなで利用する形をとっても、返す機会はあると思います。
習い事等は、定期的に来所するのだから尚のこと、返却しやすいですよね。

私は、城崎に行くと、いつもなんだか優しい気分になるのです。
みんなの傘システムだったり、浴衣を貸してくれて、いろんなお湯を回れるように
なっていたり、まちぐるみでもてなすという気持ちが伝わってきます。

もう少しゆっくりできればもっとよかったけれど、
急に言い出して連れてってもらってリフレッシュしました～☆