皆さんはご存知でしたか?
この西宮、今津でわかっているだけでも11名の方が
あの15年前の阪神淡路大震災で亡くなられていることを。
私は、あの阪神淡路大震災の時、宝塚に住んでいました。
自宅マンションは半壊し、
前年の10月産まれた息子は、まだ3ヶ月でした。
お風呂にいれなきゃならない。
母乳だけでは足りないので、ミルクを作るお湯が必要。
ガスも電気も水もとまったマンションで途方にくれ
親戚縁者を頼って、尼崎へ来たこともありました。
そういえば、尼崎は被害が少なかったと聞いたことがあります。
あれから、15年がたち、息子はすっかり野球少年。
その後、下の娘が産まれて、早10年過ぎています。
時の流れは、あまりに早く、
コミュニティの大切さや、力を合わせることの必要性をうっかり忘れてしまいそうになります。
あの時、そういえば「ボランティア元年」と言われたのですよね?
それから、特定非営利活動促進法ができ、今のNPO法人という形ができあがりました。
現存のNPO法人の皆さんの、どのくらいが
そのことをご存知でしょうか?
うさんくさいと言われているNPO法人ですが、
本来、大変ピュアな気持ちから生まれているのです。
あの日から15年。
思いを風化させないために、慰霊の意を込めて津門川を中心としたまちの皆さんが、イベントを開催されます。
私たちは、そっとそっとお手伝いします。
福祉会のみなさんや、商店街組合のみなさん、
まちに住んでいる方々が主役のイベントをそっとそっとお手伝いするの私たちの大切な仕事。
みんなのやる気を引き出すために
しゃしゃり出ないことが大切です。
主役を引き立てるのが「こみさぽ」らしいイベントの関わり方なのです。