こんにちは、東朋子です。
私がまちづくりを本気で仕事にしようと思った時、
衝撃的だった場所がある。
阪神出屋敷駅前のリベルだ。
いろいろな事情があって、西宮に拠点を創ることに
なったが、その頃から心に決めていることがあった。
それがどこであってもだ。
あの時の衝撃的な想いは今も変わらず続いている。
そして現状も改善されているわけではない。
もちろん実情を深く知っているわけでもない。
当然当事者の立場ではないから。
でも私は尼崎に今、住んでいる。
そしておそらくこれからも。
いつか当事者になるのは間違いない。
まちは、その場所にかかわる様々なステークホルダーたちのものだ。時に人は、その地に住んでいたり、拠点があったりすることだけで、我が物のように思ってしまう傲慢さをもつ。
しかし、まちづくりに携わってつくづく感じるが、
その地に住んでいるから、拠点を置いているからという理由だけで
自我を押し通してはいけない。
まちは、その場所を利用する人やなんらかのことで関わる人にも
影響を及ぼすものだ。
これは、主人である尼崎市議会議員 寺坂から教えてもらったことでもある。
まちのバランスを崩せば、いつか税金が投入される。
それはその地のピンポイントに住む人だけのものではなく、
離れていようが同じ市内の住む人全体の問題でもある。
今は、手をつくすだけで精いっぱいだ。
所詮、無力な私である。
でも、できる限りのことしかできないが、石を投げ続けようと思う。誰がなんと言おうと。
いつか、わが事になる前に手を拱いているだけではいけない。
誰がなんと言おうとね。
で、悪あがき。
大切なことは、どんなことでも同じだが、まず、心を開かなければ、最高の協力者は手に入らないものだということだ。