こんにちは。東朋子です。
突然ですが、ご報告があります。
5月31日付で、石谷広記君が当法人を退社しました。
皆様へのお知らせが遅くなり、大変申し訳ありません。
突然のことで、どこまでお伝えすべきか、誰にお伝えすべきか思案に暮れ、どんどん遅くなってしまいました。
石谷君は当法人にとって、ムードメーカーであり、様々な事業担当として、多くの役割を担ってくれていました。
石谷君本人からのメールは、ブログ文末に掲載します。
こみさぽの幹部はこれまで、一度も、誰かが抜けるということを考えたことはありませんでした。
当たり前のように一緒に創りあげていくものだと思っていました。
どの企業でも、NPO法人でも、行政でも、誰かが退職したり、人が入れ替わったりという、至極当たり前のことを想像することができないほど、同じ想いを持っていると思っていました。
もちろん、今もその根幹が変わったわけではありません。
ただ、人にはそれぞれ自分の価値観があるということ。
服装・髪型・所作・立ち居振る舞い・・・・
マナー・言動・間合い・思いやり・気遣い・・・・
各々の価値観は、育ってきた環境によっても変わります。
私の当たり前は、すべての人の当たり前とは限りません。
しらないふりをすることも、できたかもしれません。
しかし、私たちが毎日関わるのは「人」であり、
物でも、金でも、情報でもありません。
人とつながることで、人と関わることで
仕事を創りあげていく。
それはまるで、布を紡いでいくようなもので
紡ぐ糸の強さが変わったり、太さが大きく変わったり、
その糸を使うことで、誰かを幸せにしないことがわかってしまうと
そのままにしておくことはできません。
今回、私たちが学んだこと。
それは、一人ひとり、価値観が違うのだという現実です。
同じだと思っていたとしても、
こみさぽの当たり前、世の中の当たり前は、
時として、その人の当たり前ではない。
それを強いることは、とても苦しいことで、
誰のせいでもなく、生きてきた環境が違うのだから
もう、どうしようもないことなのだと感じるのです。
ここまで書いて、もしかして、けんか別れ?とお思いの皆さんも
おいでかもしれません。
残念ながら(笑)けんか別れではありません。
こみさぽの仲間たちは最後まで仲間でしたし、
私は最後までお母さんでした。
心配で心配で・・・。
でも、もうこれからは違います。
明日からは、私たちとまったく異なるフィールドで
生きていくことを彼が選んだのですから、
いっそ、私たちは彼の前に存在しないほうがよいのです。
甘えるHOMEはもうないのだと、彼が気づき、
社会の当然と、社会の厳しさを、素直に受け入れてこそ
彼はReBornできるはずです。
だから、さよならです。
私たちは、
彼が私たちの知らない場所で、
彼のすべてを受け入れてくれる場所で、
彼が嘘偽りなく生きようと思える場所で、
健やかに活躍してくれることを心から祈っています。
ただ、私たちと共に・・ということは
今後、絶対にありません。
なぜなら、守るべきものがあるから。
ということで、職員募集しています。
我こそはとおっしゃってくれる、まだ見ぬ勇者を
みんな、わくわくでお待ちしています。
ちなみに、条件は経営者マインドを持っている方。
自分の会社を創ろうと思ってくださる方で、
既存のメンバーは、底抜けにいいやつらなので、
同様にいいやつであること。
そして、価値観の合う方・・・
ぜひ。よろしくどうぞ。
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お世話になった皆様
謹啓 初夏の候 皆様にはますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
私儀
私、石谷は5月31日付をもちまして一身上の都合により、特定非営利活動法人コミュニティ事業支援ネットを
退職することとなりました。
在職中は皆様にひとかたならぬ お世話になり、厚く御礼申し上げます。
これまで勤めることができましたのも、ひとえに皆様のご厚情のおかげと深く感謝致しております。
今後とも変わらぬご交誼をお願い申し上げます。
末筆ながら皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げ、略儀ながら書中をもって御挨拶申し上げます。
敬具
平成23年5月末日
石谷広記
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う~ん。石谷君、テンプレート取ってきただろ?
そこがいかんのだよ・・・・・(^_^;)