2012/02/25 トピックス

阪神つながり交流祭2012、盛会御礼\(^o^)/

こんばんは。東朋子です。

皆様の多くのご協力とご支援を頂きました
第2回阪神つながり交流祭2012 in関西国際大学~大学×地域 未来に向けて~ 無事、大盛況の中終了いたしました。

県民局参事のお話にもありましたが、
最初はどうなることかと思っておりました、私も・・・(^_^;)
しかし、学生のパワーは本当にすごいものです。

最終追い込みの2週間は、ほぼ毎日準備に追われている彼らが
こみさぽ事務所に集まり、役割を分担しながら、なかば涙か汗かわからないという状況を乗り越えて、当日まで漕ぎ着けました。

今回のつながり交流祭は、本当に学生に支えられながら
実施したと言っても過言ではありません。
コーディネイト機関である私たちも多くのことを学びました。

「大人」と一言で言ってしまうと、あまりにも抽象的ですが、
若者が大人と向き合う時、若者たちはどのようなことで悩み、苦しみ、喜び、育つのかを教えてもらったような気がします。

時に大人は身勝手です。
大人とともに活動を続ける学生に最も大きく立ちはだかるのは
実は「大人の事情」というやつです。
決して学生が我儘なのではありません。
決して大人が甘やかしているのではありません。
もちろん、身勝手な学生がいるのも事実です。
もしかしたら、お互い様かもしれません。
それでも、大人から見てもなんて身勝手なと言いたくなるような
「大人の事情」がそこになるのです。

私が理解できないのですから、
学生たちはなおさらです、当然。

学生は本来、未熟なものです。
未熟であることを前提に、大人たちは優しさと愛情を持って
育む器量が必要です。

小中学生の留年制の話題や、成績最上位層の生徒を囲う策等、
悲しい強圧的な話題が新聞紙上を騒がせ、
個人的には、仕事柄、高等教育をご指導されている大学の先生方と
お話しする機会が大変多くなってきている私の周りでも
本当にこれは教育なのだろうか?と思うこともしばしば。

私は決して専門家ではないので、何が正しく何が正しくないのかを
議論するつもりはありませんが、
キャンクリという活動の中で、学生たちが大きく成長し、
変わっていく姿を見ながら、我らが創ろうとしているこのムーブメントは
決して間違っていないと確信できたのでした。
そう思わせてくれたのは、もちろん、学生諸君でした。

想定内の失敗は許容しましょう。
それが学生を育てます。

大学の授業は失敗できません。
大変厳しいのです。
単位を取るということは、非常に厳しいことなのです。
当たり前です。文科省にきっちりと申請し、
賢い大学の先生方が必死で創りあげたプログラムを
習得することによって得られる価値あるものが単位なのです。
だから失敗できません。

地域が、完璧なプログラムを申請し、評価制度も確立して
教える側も適切な資格要件にのっとったうえで指導できるような
体制をとっていたら、失敗は許されないかもしれませんが、
そんなボランティアに来てもらっているわけではないのですから、
私たちが提供できるのは、失敗してもおおごとにならない下準備を
済ませた現場であるべきです。
その度合いがこみさぽのノウハウですが・・・。

学生諸君には、今回のことで学んで欲しかった3つのポイントがあります。
今の学生さんたちに本当に必要だなと私が思うこと。

1イメージする力を持つこと。
2相手の立場に立つ練習をすること。
3たくさん聞いてたくさん話すこと。(語彙力)
4要約力を付けること。

これは会得してください。
これからきっと役立ちます。
これがないと困ります。

そうこうしているうちに、学生は大きくなり
私は老いさらばえます(笑)
彼らにしっかりバトンを渡すことも、こみさぽの重要な役割です。

楽しかったね。
しんどかったね。
またがんばろうね。
来年は、カラオケ店予約しておこうね(笑)

お越しいただいた皆様、
未熟で不備も多くてご迷惑をおかけしました。
お許しくださいませ。

きっと彼らは成長して、様々な場所で大活躍してくれるでしょう。
ぜひぜひご期待ください。

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