2011/12/28 トピックス

2011年 こみさぽ年末のご挨拶

また一年過ぎて行ってしまいました。
こんばんは、東朋子です。

毎年毎年、この締めのブログを書くたびに
いろいろな思いが交錯する。
力いっぱいお役にたてたか。
誰かに不義理はしていないか。
愛ある仕事が、愛ある仲間と創りあげられたか・・・・。

今年は本当にいっぱいいっぱいで、もう本当に失礼をしてしまった方々が多いと反省しきりである。
(毎年、反省しているのだが)

■阪神地域キャンパス・クリエーター支援事業(平成21年度より継続)
■大学連携学生プロジェクトチーム(NCP)運営業務(平成22年度より継続)
■阪神・大学連携カレッジバンガード事業(地域づくり活動支援事業(県モデル事業))
■西宮市しごと相談室
■西宮市学生ボランティア交流事業
■西宮まちづくり塾
■地区まちづくり計画支援業務(西宮)
■西宮酒ぐらルネサンスと食フェア事業
■パナソニック電工杯 第66回 毎日甲子園ボウル地域美化推進活動“Clean Up Action”
■日本商工会議所採択事業 合同就職説明会開催事業
■平成22年度 緊急人材育成支援基金事業 職業訓練
■中小企業と若者の応援サイト“JOBJONY”
■兵庫県内のNPO法人設立運営相談窓口・・・・・・

もっともっともっと、多くの事業を厳選された精鋭陣たちとともに創りあげてきた。
そりゃあ、忙しいはずだ。
もちろん「西宮」とついているからと言って、財源が「市」だとは限らないので、行政・民間・無料など様々だが、とにかく、とてつもない数である。

年末近くなると、その「質」についての担保を問われることも多かった。
来年の課題ではあるが、きっぱり申し上げて、質が落ちたことはありません。というか、その時にできる最大限の力を発揮していることだけは自負がある。

こみさぽの事業が多くなるのは、正直見合った金額を頂いていないからだ。要するに、価格の中に含まれていない業務まで徹底的に必要と思うことは、お金の桁に関係なく、包括して業務遂行している。
そうすると、儲からない。
それは困るし、職員のお給料を欠かすなんてこと、当たり前にできないので(どこぞの団体はそれで問題になってたな)仕事をすることになる。
そうすると、仕事の数が増える。

・・・忙しいと言われる。

しかし、請けた仕事で「ここまでやってくれてありがと」と言われたことはあっても、足りませんからもっとやれってと言われたことはない。

もちろん、需要と供給のバランスが崩れているのはわかります。
なぜなら、生産者として需要が多すぎて供給が間に合っていませんから。

ですから、来年は多くの皆さんにご満足頂けるように、供給できる体制づくりを強化しようとしています。
職員のスキルアップや判断脳を筋肉質にする試みなど、
個人的に楽しみであります。

ちょっとだけだけど寄稿した「いま、都市をつくる仕事(学芸出版社)」にこう書いた。

【有能で、かつ推進力を持ち、発想が豊かで、戦略戦術を立てられる人なんて、そんなにいない。探すだけで巨額の資金と期間がかかる。よく目にする人材育成・人づくり等の事業を想像すればわかるはずだ。それにまちづくり人は、敵半分・味方半分が当たり前。しかし、こみさぽの仲間達はそんじょそこらのエライさんよりも、先駆的、独創的、的確、前向き、純粋、熱心である。その最高の仲間達と社会課題を解決する為にちゃんと稼いで仕事をしている。最高の贅沢である。】(文章が端的に割愛されてると思うが実は原稿ではこう書いた)

本当にそう思う。
本当に本当にそう思う。
泣きそうな気分である。

そして
学生や社会人に向けて、あなたの職業の魅力と欠点を説明するとしたら、何と伝えますか?という問いに
【私がこれまで積み上げてきた実績が唯一無二の答えじゃないのは当然で、10年続ければトレンドは変わる。トレンドが変わるたびに新参者扱いされ、「今の若い者は~」と責められる。年を取った人々は自らの知識を伝承していくために話が長くなり、小言が多くなるらしい。しかし、地域は若者に「求められれば手を差し伸べ」、若者は地域に「尊敬する地域の諸先輩方に足りないものを伝える業を磨く」ことが必要なのだ。双方が敏感に反応しあう「センスのよい距離感」が大切なのである。心ゆたかに暮らしたいなら、それが職場であっても、住んでいるまちであっても、その地域のHAPPYのカタチに協力する市民でなければならない。あなたのちょっとした努力で「まちのテーマ」が動き出したら、飛び上がるほど嬉しいに違いない。かくいう私もそうである。】(これも割愛されているがこう書いたのだ)

そして、例年そうだが、関わってくれる学生の数が増大中である。
それも本当にうれしい。悲鳴がでそう。

これだけ学生が集まるNPO法人はない!と断言すればするほど
「そんなことあるかい」と言われるかもしれないが、
それはやきもちというものです。
学生同士のシナジー効果が加速度的によい関係性を構築し、
決して私たちの力だけではないのだけれど、
自慢したくてしたくてたまらないほど、そりゃあうちしかないでしょと
言い切れる。

他に見つけられないのはネット社会でパソコンを使いこなせていないからではなく、ないのですから仕方ないです。
もちろん、未来永劫とは思っていませんが、
とにかく、今はそうである。
それは、集う学生さんたちのおかげであり、その親御さんのおかげである。
おそらくこの「親御さんのおかげ」という感覚が、
子を産んだ私ならではであり、私が親を尊敬してやまないからだと思って、自分のことを幸せ者だと思う。
両親に感謝(父は他界していますが)

年末なのに、まとまりのない文章を書いてしまったが、
来年も「everything never ever happen again」
同じことは二度と起こらないから、努力を惜しまず進もうと思う。
少し、怖くても・・・・。

最後の最後に、年明け右写真のようなシンポジウムという大役が
私を待っている。
NPO法人やまちづくりに興味がある方は絶対お越しになることをお勧めしている。

ロビーでは「学生情報基地」と銘打ち、学生活動の紹介展示を行っている。
フィールドを求めている学生や、協働したいと考えている学生、
地域の市民活動団体やNPOをお手伝いしたいと思っている積極的な学生団体の情報を余すところなくご紹介するため、西宮市内10大学の学生も情報収集に駆けまわっている。
もちろん、学生自身もシンポジウムに参加致しますので皆様方の団体を直接アピール頂くことも可能だ。
当日、会場で学生に気軽に声をかけてみて下さい。

また、学生団体に“直接メッセージを送りマッチングする仕組み”も考えている。学生との協働のまたとない機会となるのは本当に価値があると思う。

ぜひご参加いただけますようよろしくお願いいたします。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。

★大学交流センター開設10周年記念シンポジウム
「大学を核としたまちづくり・人づくり
 “カレッジタウン西宮の可能性”」
【開催日時】平成23年1月28日(土)13:00~
【場所】西宮市民会館アミティホール
【定員】800人
【申込】西宮市HPより電子申請・往復はがきでも応募可。

ぜひぜひ早めにお申し込みくださいませ。

最後の最後に、
当法人、本日夜で冬期休暇に入ります。
また新年1月5日からの開所になります。
冬らしく大変冷え込んできています。
お体ご自愛くださり、よいお年をお迎えくださいませ。

また新年、変わらぬご愛顧お願いいたします!!

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毎年恒例
1年を締める今年の一文字
東 朋子の今年の一文字『悦』
増馬 優樹の今年の一文字『信』
奥西 崇文の今年の一文字『激』
田上 琢磨の今年の一文字『焦』
廣山 由佳の今年の一文字『悶』
友安 麻実の今年の一文字『初』
森田 智仁の今年の一文字『慎』
木代 煕子の今年の一文字『関』

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年末年始の休暇は、12月29日~1月4日まで。
新年は、平成24年1月5日(木)から通常通りの開所となります。
新たな年も変わらぬご愛顧よろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人コミュニティ事業支援ネット
理事長 東 朋子

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