少し前、西宮北口の商店街を活性化するお手伝いをしようと、強く思って事がある。
もちろん、現在もその気持ちがなくなったわけではないが、他事業に手を取られ、なかなか前に進んでいない。
ちょっと言い訳じみているけれど・・・・。
子どもの頃、通っていた塾が西宮北口にあって、人がすれ違いにくく、歩きにくいこの公園を何度も通ったことがある。
人は「何かをよくしたい」と思うとき、その人なりの思い入れがあるものだと思う。
もしかして、今、巷をにぎわしている「政治」というものも、
本当にそういう思いから始まっているのかもしれない。
なかなか、思うとおりにならないけど、
でも、地域は変わっていく。
私なんかが何もしなくても、地域に関わる人々のチカラで、どんどん前に進んでいく。
今日、その公園の前を通った。
この街に住むたくさんの人が声を合わせて、この公園の未来の姿を描いたと聞いたことがある。
実は、私はちょっと楽しみなのだ。
小さな子どもだった頃、歩きにくかったこ公園が、
大人になって、どのくらい居心地のいい空間になるかを
思うと、わくわくしてしまう。
行政の仕事は、時間との追いかけっこだけど、ゆっくりゆっくり時間をかけてもいいから、昔の私のように、この街に少し遠くから電車に乗ってやってくる子供たちが、心を休ませることができる忘れられない公園になることを期待してやまない。