東朋子です。
甲子園ボウル clean up action、いよいよ近づいてまいりました。12月13日は今期最大イベントが待ち構えています。
波のように押し寄せる仕事を掻き分け、
みんなで一斉ルート探索です。
42ルートのすべてをある程度理解しておかないと、
万が一の時、どうにもならない。
そのためには、どの道が「安全に、時間内に、まちを美しくできるのか」を把握しておく必要があります。
ある団体の方がおっしゃったそうです。
「西宮のまちはそんなに汚れていないので、清掃活動なんて意味ないよ」
そういう人って、本当に「口だけ大魔王」なんだなあ~。
自分の部屋じゃないんだから・・・。
大きな甲子園を中心とした半径2キロメートル圏内くらいが
自分ちなら「うちの家きれいですよ」って言えますが、
そんなわけない。
写真をご覧ください。
地域の清掃活動という動きの中で「意味ない」なんてこと
神に誓ってありません。
たとえ、たばこの吸い殻1本しか拾えなくたって、
空き缶一個しか落ちてなくたって、
それはそれでよいのです。
「まちをきれいにする」ということは、
集めたごみの量で測られるものではありません。
ゴミ拾いをする団体が昨今増えてきています。
こみさぽの弟分団体として「MAJI」をいう学生環境団体も
つい先日立ちあがって、新聞にも掲載されました。
その学生さんたちともよく話すのですが
「まちをきれいにする=まちを知る=問題意識を芽生えさせる=地域との関係性を意識する=元気にあいさつし犯罪を防止するなどなどなど」いろんな意味があるのです。
最近よく耳にする「環境」という言葉。
私は本当は好きではありません。
「環境」ってなんでしょう?
「ECO」ってなんじゃ?
環境(かんきょう)は、広義においては人、生物を取り巻く家庭・社会・自然などの外的な事の総体であり、狭義においてはその中で人や生物に何らかの影響を与えるものだけを指す場合もある。特に限定しない場合、人間を中心とする生物に関するおおざっぱな環境のことである場合が多い。
(引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
要するに、環境ってひろ~い外的な事の総体を意味していて、
決して私たちが安易に使ってしまっている「環境破壊、もしくは環境保護を強く推し進める団体や組織や活動」を意味するものではないのだと思うのです。
とかくその「環境」に携わる方々は
「ごみの行方」や「正しいごみの扱い方」に気を取られてしまうけれど、いや、そういう視点の方々も必要なのだけれど、
もっともっと「日常に染みいるような思いやる心」を育てていれば、地球のことをわが事に思えるようになるんじゃないかと思うのです。
簡単に言うと、CUAはその意味で素晴らしい試みであり、
本当に一人一人は身の丈だけど、みんなでやれば、すんごいことになるということがわかるだけでも飛び上がりたいくらいのことなんだと思うのです。
「西宮にごみが落ちてないとお思いの環境団体様へ
・・・落ちてました!
私たちもっとぴかぴかにします!
汚れた街をきれいにするほうが、回収ゴミの量も増えて
団体にとってはプロモーション効果絶大でしょうけど、
私たちが目指すところはそこにはないのです。」
で!乞うご期待!!