東朋子です。
今度の西宮まちづくり塾での事例発表の時、
私だけでは物足りなくて、ある意味現場の方々をお招きして
お話するのはどうかと考え、ご一緒に事例発表を・・・とお願いしようと思っていたら、なんと、赤石さんから連絡がありました!
虫の知らせ??と思いつつ、お話を聞いていると
なんとワークショップのご依頼でした。
本当にいつも元気をもらいつつ、勉強させていただいています。
私は再婚するまで、宝塚に住んでいたので、
郊外での生活という環境は、なんとなく理解できています。
しかし、再婚後、尼崎市に居住するようになり、市街地と郊外地の差を大きく目の当たりする日々です。
たとえば、市街地では公共施設が充実しており、何か集まりをする時でも、代替え案が出しやすく、大変スムーズです。
郊外地で集まりを持とうとする場合、まずは「空き」を確認してからとなります。
また、医療関係施設、教育施設、商業施設など各1つずつしかない場合が多く、人口比率から見て、採算ベースでいえば妥当なのかもしれませんが、選択肢はほぼない状態です。
となると、競争の原理は働かず、そこに住み、働く人々も、
画一化してくるというのが避けては通れない事実です。
それに、嫌気がさすと、一気に、それはまるで流行の病のように
軒並み新たな居住地へ引っ越していきます。
景気が悪くなると、売買が活発化しないといわれていますが、
私が住んでいた宝塚のラビスタ等は、少し資金に余裕があるので
住んでいる物件が安価でしか売れない時でも、余剰財源を使ってでも、同じく安くで購入できる別の物件に移っていきます。
彼らの考えは「高値の時は売るのも買うのも高い。安い時は売るのも買うのも安いから、同じことよ」です。
よくそういう話題が出ていました。
話は戻りますが、
そういう郊外地は、何をするのも「登場人物が同じ」という場合が本当に多いのです。
「かぐや姫」も「白雪姫」も「シンデレラ」も役名が違うだけで、
登場している俳優はおんなじ・・みたいな感じです。
そうなると名刺は
かぐや姫自治会 かぐや姫
白雪姫PTA協会 白雪姫
シンデレラ子育てを考える会 シンデレラ
の、○○ ○子です。
という肩書の並んだ名刺になります(笑)
あなたはだあれ??という感じですよね(笑)
もちろん、どの土地でも次世代の担い手が必要だと言われています。中でも、郊外地は急務だと思います。
なぜなら、人の入れ替わりが少なく、ともするといっぺんに入れ替わってしまうという、特殊事情が存在すると思うからです。
さて、東山台のワークショップ。
いろんな立場のいろんな人たちが、手を携えること。
それが、目標のワークショップにしたいと思っています。
東山台にお住まいのみなさん。
「ナシオンホール」で平成21年1月31日午後2時から
集まっています。
ぜひ一度のぞいてみてください。
気取らず、気負わず、ゆっくりとまちの仲間を作っていく
そんな時間にできたらなと思っています。
写真は「ナシオンホール」の横で、地域の皆さんがボランティアで
ワンディシェフシステムを導入したカフェ「カフェナシオン」を運営している皆さんです。
みんな楽しそう!!!
いっつもいっつも、にっこにこのみなさんがおいしいランチとでデザートやコーヒーを出してくれます。
それにともかく安い!
こちらもぜひご賞味あれ。