今年も残すところ、あとわずかとなりました。
変わらぬご愛顧を賜り、多くの皆様にご尽力賜りましたこと心より厚く御礼申し上げます。
2024年が始まって、まだ間もない時期、
突然、当法人が指定管理を受けている施設の再編統合の知らせが飛び込み、
協議も議論も事前通知もないまま、決定事項として全てが動き始めました。
まさに夏目漱石の小説「草枕」の冒頭に記されている
【智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。】を身をもって
感じさせられる年となりました。
今年の年末は、学生時代に目を通しただけの文献の「非人情」を改めて読み返してみたいと思います。
私たち、NPO法人コミュニティ事業支援ネットも2025年2月27日で丸18年を
迎えます。
長いようであまりにも早く、そして毎年考えなければならないことが増えています。
設立当初、20年も続くとはよもや思わなかったよちよち歩きの私たちも、
古参と言われるようになりました。
知見やノウハウが蓄積され、他社が真似のできない事業も組み上げられるようになったと自負しています。
しかし、その状況に甘んじるわけにはいかない。
2025年からの数年は、事業継承に力を入れていくフェーズとなり、
私も職業人としてそろそろ総仕上げをする時期になります。
遊びをせんとや生れけむ
戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば
わが身さへこそゆるがるれ
(梁塵秘抄)
いくつになっても、子供の遊ぶ姿を見れば、心が踊ります。
そこにはリズムがあり、決められた枠から外れて、
予期しないことが起こります。
つられて自然に身体が動き出してしまうようなプロジェクトで
どの年代の皆様も魅了したい。
来年は、いっちょ遊んでみようかとも思っています。
偶発的な遊びから発見される豊かな事業が創造できるよう
2025年も職員一同邁進して参ります。
NPO法人コミュニティ事業支援ネットは
来年も、皆様により一層のご満足をいただけるよう、
精進する所存ですので、変わらぬご愛顧のほど、
どうぞよろしくお願いいたします。
来る年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
尚、年末年始の営業時間は下記の通りでございます。
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年末年始休業期間
2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金)まで
終日完全休業となり、職員も不在のため、窓口や電話での業務も停止となります。
年始の業務開始(地域しごとサポートセンター阪神南・西宮市市民交流センター・相談事業)は
2025年1月4日(土)9時からです。
※本部は2025年1月6日(月)9時から
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お休み期間中は何かとご迷惑をおかけいたしますが、
ご了承いただけますようお願い申し上げます。
最後までお読みくださった皆様方に感謝を込めてお知らせです。
2025年1月9日(木)~11日(土)全日16時から
当法人事務所前(西宮市田中町4-8)で、
日本酒(白鷹)とおでんの露店を出しています。
西宮神社のえべっさんにお参りの折、
お顔をのぞかせて頂けると幸甚です。
たくさんの人ごみの中、少しホッとした時間を過ごして頂けると
思います。お会いできますことを心から楽しみにしています。
時節柄、体調を崩されないようにくれぐれもご自愛下さい。
地域しごとサポートセンター阪神南ブランチ105(トーゴ)
センター長 東 朋子
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毎年恒例、「2024年今年を締めくくる漢字一字」です。
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東 「峻」奥西 「謙」白藤 「乱」
貝畑 「前」大西 「深」矢野 「以」
安永 「歩」黒田 「実」津田 「愉」
寺坂 「変」森田 「新」小林 「揺」
吉平 「会」田中 「新」宮西 「結」
橋本 「彩」末廣 「考」増谷 「寺」
山口 「櫻」大森 「愛」平井 「時」
酒井 「川」