コミュニティ事業支援ネットは、NPO等団体と行政との協働会議の事務局を、NPO等の皆さんからの推薦で引き受けさせて頂いている。
通信費・用紙代・印刷費にも足りないような微々たる費用（具体的には年間15万円弱）で、人を一人つけてたくさんのNPO法人・市民活動団体の皆さんとをつなぐ役割を果たそうと努力している。
それはそれで、こみさぽとしては非常に楽しんでやらせていただいてるのだけれど、実費くらいはまかなえるようにして頂くと、継続的に活動できるのではないかと思う。
たとえば、そもそもの事務局体制が整ったところでないと、
別途、この業務のみで人をあてがえるわけではないので、
引き受けられるところがない。
私たちが引き受けているうちに、何らかの方法を考えなければならないなと思っている。
しかし、西宮市は「参画と協働」への素地ができあがっていない間に、条例が通ってしまった感が最近になって増してきたように思う。

「協働」というのは、あえて「協働しなければ！」と言ってするものではなく、「協働マインド」のようなものがそもそも備わっていることが当然で、その中で進めるものだと思っている。

しかし、「張りぼての協働」になりそうな予感満載なのである。

条例が実際に運用される今年の4月からが
本物の「協働」を試される時なのだろう。

そして、私たちNPO法人も、行政に対して求めるだけではなく、
私たちができる範囲の身の丈の「協働」を理解し、実行する時が来ている。
常にお互いを尊重できる対等な立場で、社会課題を解決するプロ集団として、まっすぐに「協働」しなければならない。
決して、安価な労働力としてではなく・・・。