こんにちは。東朋子です。
友人にメールを書いた。書きながら、「我ながら苦労も経験になってるな」と思ったので、転載。
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NPO法人コミュニティ事業支援ネット 東(あずま)です。
人財を育てること、本当にたいへんですよね。
実は私、5年ほど前、
自身がセンター長を務めていた県の施設で
本当に信頼していた職員に裏切られた経験があります。
心から信じていただけにショックで、
私の育て方に問題があるのだと、とても悩みました。
その後、当法人を立ち上げたのですが、
あの時の教訓は、今の私の人財育成ガイドラインとなっています。
思うのですが、「仕事=食べるための手段」と考える人を
育てることは、うちのような弱小零細法人では無理だと思うのです。
もし「仕事=食べるための手段」と考える人がいるなら、
6:2:2が守られている会社で働くことを勧めることが
その人のためになると信じています。
そういう人がうちの法人で働いたら、その人も不幸になる気がします。
うちの法人は「全員野球」のようなところなので、
ひとりだけドロップアウトすると、いつまで経っても球拾いですよね。
それは過酷でしょ?
無理は禁物です。
いいと思いますよ。全員野球を目指しても。
勇気を持って、英断することも大切かもしれません。
私たちの働き方が、ひとりひとりの幸せのカタチと一致するかは
わからないけど、でも、そういう世の中を作っていきたいと思うやつら(職員)たちなのでどうか末永くよろしくお願いいたします。
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もちろん、職員にお給料もきっちり遅延せず渡しています。
当たり前です。
雇用保険も、社会保険もかけてます。当然です。
NPO法人も、法人ですからそんなこと言わなくてもいいくらい
普通のことです。
だって、常勤なんだもんね。
ボランティアじゃないから。
ボランティアとして活動しているNPO法人は別として、
常勤で「仕事」しているところは当たり前のように
法治国家の義務を果たす。言うまでもありません。
でも、「仕事=食べるための手段」ではありません。
「生きる(活きる)為のフィールド」ではあると思いますが、
「食べるための手段」ではありません。
だから、企業の経営者の皆さんと対等にお話できる。
「なんやうさんくさい・・。NPO法人か・・。」なんて
言わせません。というか、私たちの周りにはそんな人いません。
で、全員野球。
うちは全員野球です。
ピッチャーもキャッチャーもサードもレフトも抜群の精鋭チームです。高校野球のように、卒業という課題も今のところ見受けられないので、チームはより一層盤石になってきています。
ほんと、親ばかというか、自社ばかでしょうか?
うち、いい法人です。
うちのみんなは、私の誇りです。