事務局兼司会兼ファシリテーターとなってしまう、いつもの協働会議の日。
ここ最近の西宮市内のNPOや市民活動団体等は、非常に高いコラボレーション水準まで向上してきています。
私が、この会議に参加した当初は、皆さんの意識のギャップに驚きの連続でした。
「どうして社会貢献している私たちの団体に行政は寄付をくれないんだ」とか「募金活動等に協力してくれないのか」とか、
ひどいところでいうと「行政は敵だ」等という【協働】とはかけ離れた話題が勃発していました。
これまでどんな会議が行われていたんだろう。
どうしてこんなに意識が醸成されていないんだろう。
協働という言葉の意味を誰も共有しないのか。
など、疑問だらけでした。
しかし、こつこつと皆さんとお話しする中で、
目覚ましい変化を遂げてきています。
そういう話題がほとんどでなくなったこと。
どうやって協働を進めていけばいいのか。
行政の立場とNPO等との立場を上手にリンクさせる方法を模索しよう。など、他会議のお手本となるような話し合いに革新的に変わってきています。
それもこれも、こみさぽが保持しているファシリテーションという技術のおかげではないかと思うのです。
こみさぽスタッフは他市行政からもファシリテーター派遣が
多数依頼されるくらいの「名物ファシリテーター」の宝庫です。
昨今、ファシリテーションという言葉が乱発されるようになっており、どこもかしこも「なりきりファシリテーター」でいっぱいです。
そもそも、こみさぽの中枢メンバーは「ファシリテーション」という言葉を日本で広く知らしめた「堀公俊氏」の「日本ファシリテーション協会」でも活躍したファシリテーターの集まりですから、
当然、ファシリテーションのプロフェッショナルです。
その技術に目覚めるNPO等の皆さんが増えてきたことは喜ばしいことですね。
がんばって、技術力をUPさせ、一層さまざまな場で、ファシリテーションを広めていきたいと思います。