こんにちは。東朋子です。
突然ですが、最近蓑虫みましたか?
私は小さい頃から、宝塚に住んでいたので(その頃はまだ山でした(笑))、山から駅の方向に坂道を降りると、必ず、
樹木から蓑虫がぶら下がっていたものです。
私は、38歳ですから、そ~んなに前の話じゃないですよ(^_^;)
ここ、20年~30年くらい前のことです。
気になって、インターネットで調べてみました。
「実は減っている。これはある外来種のハエが蓑虫のさなぎに寄生することが原因だそうだ。
これでは下手したら蓑虫は絶滅するかもしれない。
」という記事が出てきた。
私が気がついたのは最近だけど、よく調べてみると
「1990年代後半から、オオミノガが激減し始めた。原因は、オオミノガにのみ寄生する外来種のオオミノガヤドリバエ (Nealsomyia rufella) である。蓑当りの寄生率は5割~9割に達する。寄生率は九州に近くなるほど高いため、中国大陸から侵入したと考えられている。
オオミノガヤドリバエは、主にオオミノガの終令幼虫を見つけると、摂食中の葉にのみ産卵する。このため、寄生率が上がる。口器で破壊されなかった卵はオオミノガの消化器に達し、体内に侵入する。1個体に付き、平均10羽程度のオオミノガヤドリバエが羽化する。既にオオミノガヤドリバエ自体に寄生する寄生蜂が見つかっている。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」
ですって!
やっぱり減少しているのだ!
みなさま、もし、大きなオオミノガの蓑虫を見かけたら
地域の自然博物館にお問い合わせくださいませ!