2009/02/16 トピックス

ジンバブエ野球会との協働

東が前職時代から、いろいろな意味で持ちつ持たれつの関係を続けている「ジンバブエ野球会」の伊藤さんのお店にお邪魔しました。
実は、愛息もお世話になっている
「兵庫タイガース(http://www.hyogotigers.com/)」で、
何か社会貢献的な事業を立ち上げられないかと相談を受けました。
そこで、うちの息子も含め、日本の子どもたちは、成長するたびに野球道具を新調し、古くなった道具の使い道に苦慮することも多いので、その古くなった、あるいは成長のため、本人ではサイズが合わない道具を発展途上国に送ることはできないかという
提案をさせていただきました。

東代表も大変お気に召したようで、今現在、具体的な資金調達をもくろんでいるところです。

そのビックな協働先として、以前から仲良くさせていただいている
伊藤さんにお声かけしました。

伊藤さんも、すぐに快諾してくださって、とんとん拍子でプロジェクトが進んでいます。
輸送費などのコストがかかるので、その部分をよく考慮に入れなければなりませんが、動き出したら大きな事業になると思います。
ご期待くださいね。

前述の相談に伺った時、ジンバブエの実情のお話を聞き、今世界で起こっている事も重さを痛感しました。
写真は、伊藤さんご本人と、手元にあるのが100BILLIONジンバブエドルです。数字であらわすと100000000000ジンバブエドルです。
これまで、伊藤さんは資金や物資でジンバブエを支援し、野球場まで作った方ですが、今現在は支援をしても、あまり意味がないとおっしゃいます。

例えば、資金の場合。
ジンバブエでは、一般的にドルを使うことができるのですが、
一部の階級の人たちが使うことが多く、流通されていない状況だそうです。日本からドル建てで送金しても、ジンバブエドルで受け取られる場合が多く、あがったりさがったりする通貨価値では、同一の通貨レートを維持することができず、1万円送っても、ジンバブエドルに換算され、手に渡りますが、その貨幣価値が一瞬で紙くずと同じ価値に化けるのだそうです。

現在のジンバブエドルの状況は
gigazine.net/index.php?/news/comments/20081111_zimbabwe/
にも書かれています。

手元にある1万円が瞬間的に10円の価値になったりしてしまうので、資金を送っても意味がない。また、物資は一昨年6月に送った野球道具が昨年の2月に届き、8ヶ月くらいどこかに行っていたとの事です。
伊藤さんいわく、なくなってくれたほうがいいのに・・ですって。
誰かが使うということは、少なくとも使用されているということですし、それだけ野球がメジャーになったことを意味するのだそうです。日本ではスポーツ店で野球道具をすぐに手に入れることができますが、ジンバブエではもちろん、スポーツ店に並んでいるなどということはありません。

カンボジア支援をしている大阪大学の岡田先生とも仲良しなのですが「きっとバットで何かを掘って使うんだろう(笑)」等と冗談を言うほどです。

今回のビックプロジェクト、成功に導かれるのは世界の情勢と平和が絶妙なタイミングで味方してくれないといけません。
でも、私たちはあきらめない、懲りない人たちなので、果敢に挑戦しようと思います。

ほんと、協力的な友人ばかりで私は幸せ者です!

ジンバブエ野球会の伊藤さんの情報は↓
www.geocities.jp/zzyykai0110/new/index.html

また、伊藤さんが営んでいらっしゃるはんこやさんは↓です。
www.sunsuntown.com/contents01/2119.html

はんこがご入用な方は、ジンバブエ話をしながら訪れて購入していただきたいと思います!

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