2010/02/11 トピックス

関西学院大学 浅野副学長を迎えて。

こんにちは。東朋子です。

昨日、異業種交流会「未来会」が開催されました。

第134回を迎えることになったこの会の運営幹事を
引き受けさせて頂いてから、本当にお役に立てていなくて
申し訳ないと思っております。
皆様、本当に力がなくてごめんなさい。

しかし、東代表始め、池田会長、運営幹事の皆々様の
ご尽力で、どんどん大きくなってきています。
(私、運営幹事のままでいいのかしら???)

で、今回は、池田会長からご依頼があって、
講師をお願いできる方をご紹介することになりました。

自信を持ってご紹介できて、こんな私のお願いを快く聞き容れてくださる方は・・・と考えておりました。
そうです。
浅野先生が真っ先に浮かんで、無理を承知でお願いしてみました。

なんと、快諾くださいました。

ということで、私も大変期待していた浅野先生の講演です。

お話は、勉強になることだらけで、
久しぶりに学生のような気分で、ノートをとりました。

当たり前のことだけど、おんぎゃーと生まれたら、
その子どもたちが大きくなって、18歳になるという人口って
もうその時点で決まっているんですよね。
要するに、18年前から若者がどのくらい増減するか推測でき、それによって様々な方策を練ることができるのです。

そっかそっか・・・です。

昨今は、その18歳人口が減少傾向にあり、未充足の大学が増えていること。
実は、日本の中で大学の進学率は49.1%と決して高くないこと。
世界の中で比べてみても進学率が低く、まだまだ大学進学する人たちを増やす必要があること。
世界との比較で言うと、日本の学費は高いことなど等。

驚くことがたくさんありました。

いわゆる「進学圧力」といわれるものが日本は顕著で、
学力は系統的な教科学習を基盤としたものであり、また社会ニーズも それを必要としている。
ただ、実際に経営者から見る「能力」というものは、
今の「進学圧力」をかけられた教育プログラムではないのが現状である。
端的に言うと、
「学校は進学しろと暗黙の圧力をかけるけど、社会のニーズとしては、他の能力を兼ね備えている人を採りたいと思っている。
決して、頭だけがおりこうさんな子を必要としているとは限らない。

そして、大学の教授と言われる先生方は、
「研究」を欲していることもご存知でした?

お話をうかがっていて
「研究」と「教育」
大学の中で、どのようにバランスで力を入れていくか
悩ましいと考えさせられました・・・。

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