今日は、スマイル竹谷新田の山口さんが来てくれました~。
7月7日にリベルでTAKEYA七夕まつりを開催されるそうです。
お越しになって話を聞くと、私が以前悩んできた事と同じ悩みを抱えていらっしゃるのかもしれないと感じました。
そもそも、「イベント」ってなんなのでしょうか?
その答えを見つけ出すために、私たちは参画するイベントを限定しているのかもしれません。
私たちが私たちの団体として何かに突き動かされるように参画できるイベントと、途中で何のためにイベントしているのかわからなくなるものの違いを私たちは見つけてしまったのかもしれません。
NPO法人に限らず、ミッションに沿った事業を行っているところは全て、この問題に直面します。
「尼崎の地域活性化のため」
「西宮のまちづくりのため」
「阪神南のビジョンを確立するため」
いつもいつもそういう漠然としたテーマのために動き、多くの方に協力してもらう。
でも、本当なのでしょうか?
イベントでの安全対策や、人との関わり方、もちろん資金の面、
イベント会場へのアクセスや場所の設営など等
どこに向かってイベントを行い、そしてそれは今後どうなるのか?という根本的な事を忘れてしまいそうになる魔力があるのがイベントの力でしょうか?
地域の活性化のためのイベントをその団体が行うなら、
「どういう意味を持って」
「何を残したいのか」を明確にして開催しなきゃならない。
実は何人来たかなんて関係ないのではないでしょうか?
もしきちんとリスクヘッジを行わずイベントを開催してしまえば、多くの人が来たら、事故・トラブルの確立も多くなる。
そうなると、翌年はできなくなるのです。
もし、ケガやもっと悪い事があれば、責任をとるといっても
どのようにとればいいのか・・・・。
最近、大きなイベントに参画するNPO法人・市民団体がどんどん増えてきました。本当に素敵な事です。
でも、決してミッションを忘れないで欲しい。
「私たちの団体はなぜ立ち上がり、何を求めて進んでいるのか」
それを見失うと、安価は下請けにしかならず、そして、責任を
「市民がやった事だから」という逃げ口上で使われることになる。
きれい事かもしれないけれど、
私たちはそれを忘れずにいようと心から思った一日でした。