こんばんは。東朋子です。
大変楽しみにしていた
「西宮まちづくり塾-うちの居間がまちのサロンに-
つながり助け合い楽しく暮らすための「住み開き」」
が、満席の中、そして、今までにない雰囲気の中、
終了しました。
講師のみなさま、参加してくださったみなさん、
協力して下さったみなさん、
本当にありがとうございました。
これまで「講演」「セミナー」「講座」といえば
一方的に話を聴くスタイルが多かったと思いますが、
今回の取り組みはとても斬新。
会場から好きなときに、講師に質問ができます。
参加者も一緒になって、話を進めていく。
講義の途中で、講師は壇上を降りて、参加者と直接話すという
画期的なもの。
質問も付箋に書いて、会場から「今」のタイミングで反映される。
まだまだ課題は多いものの(私の技術が未熟なもので・・・)
一歩、進んだような気がする時間だった。
アサダワタル氏の「住み開き」という概念は、
古くて新しい、そして、今だから必要な取り組みだ。
私的な空間を開けば開くほど、実はコミュニケーションが密になること。
わかってはいるのだが、「プライベート」「プライバシー」「私」という
護りたい部分を開くことへの不安感や危うさが邪魔して、
先に進めなくなる。
そう、会場でも話はでたが、
「ホームパーティーの御呼ばれじゃないカタチ」
「一部だけ、少しだけ、無理なく、ちょっとだけ開いてみる」
「大掛かりじゃなくても誰でもできるコミュニケーションの手法」
うまくいえないけれど、そんなに気負わずに
「住み開いて」みてほしい。
きてくださった皆様は、様々な住み開き例を見ていただいた。
(少し、プロジェクターが見えにくかったので、
次回からもっと見やすくしますね)
「住み開き」はアートだったり、若者だったり
そういう世代も皆さんから信託されていて、
私たちの年代、あるいは年配の先輩方には
とっつきにくいように感じられるかもしれない。
何を隠そう。
そうではない。
昔の縁側、玄関口に座ってのお茶休憩
そんな感覚とほぼ変わらない。
若者が集まる理由が「趣味」だったり
「文化」だったりするだけで、
カタチはおんなじでちょっと開いているのだ。
新しく大きな挑戦じゃなく、
ほんのちょっと踏み出してほしいなと思えた。
自分も含めて・・・・。
もし、自宅を住み開いたら、ぜひこのブログで公表したい(笑)
今回の「西宮まちづくり塾」は
会場のすばらしさ、距離感、ライブ感、温度を感じてほしい。
そして、テーマと厳選された講師の皆様方
公開されると、殺到するかもしれませんが
次回はあの情熱大陸にも出演されたコミュニティデザインの山崎亮さん。
その次は、京阪神エルマガジン社の情報誌『Meets』の編集長だった江 弘毅さん、日本政策投資銀行参事役で地域エコノミストの藻谷浩介さん、
最後は、フィルムコミッショナーの田中まこさん。
もう、目が離せないかたがたばかりである。
そして、私はコーディネイターという大役を果たせなくても
果たすことになっている。
もう、勉強だけでも尋常ではない・・・・。
最近、読書家である。
がんばるしかないが、
参加してくださる皆さん。
回を重ねるごとに、距離を近づける工夫を凝らすつもりです。
ぜひ、完全に参加する気持ちで、お越しください。
そして、一緒に学び、話し、仲間になって帰りましょう。