2012/08/21 トピックス

シティプロモーションってなんだ?

こんにちは。東朋子です。
(ちょっと「意地悪な表現」があったようで(笑)もうちょっと優しく書きなさいと指導を(笑)うけたので修正しました)

まあ、よくもウソばっかり・・・毎日、更新すると言いながら、月に1回が関の山になってしまっています。今日からなんとか復活。

さて、タイトル通り。
シティプロモーションってなんだ。(宇宙刑事ギャバン風)

ギャバンは「若さっ、若さっってなんだ~。ためらわないことさ~♪」と軽快に唱ってくれるが、シティプロモーションってなんだ?

こみさぽは「尼崎市民まつり協議会」に参画しているが、当法人の基盤が西宮なので、
尼崎での活動は、まったくの非営利かつノーギャラの担当者に任せている。

昨日、市民まつりの会議があって、終わってそうそう声を弾ませながら電話をかけてきた。
「通ったよ~。市民まつりで映像コンテンツできるよ~。」

当たり前だ。
こっちはプロです。
合理的かつ効果的で、その上実現可能性の高いものしか!提案しません。
何をいまさら・・・。通って当たり前です。

で、私が書いた筋書きを代弁してもらったこともあり、
一部想いが伝わっていない可能性が高いゆえ
文章で書いて残しておきます。

そもそも「尼崎市民まつりのステージに出演して下さる皆さんのパワーをバイラルマーケティングとして活かせないか」というのが発想の発端。
 
3年ほど前から「尼崎市民まつり協議会」に入り、2年前からステージ部会を担当することになって毎年、少しずつマイナーチェンジを図り、質の高い仕組みを目指しています。
3年前は、協賛金・寄付の仕組みを見直しました。
功を奏して実施した翌年から順調な協賛の伸びを示していて、今年も例年同様集まると聞いています。

ただ、まだまだマイナーチェンジは必要で、もっと気軽に、わかりやすく、協賛や寄付を集められるはずですから、担当者の皆さん、知恵を出してがんばってください。
2年めはステージ部会として、まずは玉虫色の経費の整理からはじまって(これやっかいでした)
コスト削減・効率化の徹底及び肝である市民参画を軸にステージ出演者のボランティア参加を必須条件とすることに成功しました。

尼崎市民まつりは、そもそも「尼崎市民による尼崎市民のための」まつりであり、ボランティア参加することで、その意識付けを行いました。
また出演者の選考基準を尼崎市民優遇とすることや、一部の団体にだけ機材をオプションしている不公平感を取り除き、尼崎市民まつりとしての意義を色濃くする努力をしました。
(ステージ部会といっても、こみさぽしか入ってません(笑)
任せて安心と思われているのか、ご一緒するとややこしいと思われているのか・・)

そして、今年。3年目を迎え、新たな策を講じようとしています。
今年はご出演団体皆様の映像を撮影し、出演記念にして頂く企画を検討しています。
尼崎市民まつりに出演した皆さんがそのコンテンツを広くバイラルで広げていくために制約条件をできるだけ少なくしながら映像をどんどん活用してもらう。
これこそが本来のシティプロモーションではないかと思い、その案が今日了承されたようです。

映像は「尼崎の良さ」を前面に打ち出した冒頭と出演者の演技をセットにし、切り離して使うことだけは禁じますが、どんどん拡散してもらう予定です。

さて、本当のシティプロモーションとはなんでしょうか?
よく見る「シティ」を「プロモーション」する方法は、
私から見るとまるで「観光」にように見えます。

もちろん「観光」という側面も必要でしょうが、
「観光」はあくまで来街者を増加させ、まちの活性化を図るというシンプルなミッションだと思うのです。

しかし「シティ」を「プロモーション」するというのは、
「地域の魅力を地域内外に効果的に訴求し、人、物、金、情報などの資源を地域内部で活用可能としていくこと」に「マーケティング的な発想」を加えた大変高度なシティセールスだと認識しています。

だから単純に一部の場所を「なんとか通り」にして人を呼んでくんねん!みたいなものは「シティプロモーション」なのかよ・・と思ったりするんです。

そのうえ、わざわざ「シティプロモーション」するために「課」なんて作らなくても、各々の担当課ができる「シティ」を「プロモーション」を事業の中に加えれば十分機能するのではないかとも思っています。
その方が効率的。
(後日談で元役所の方から「こんなの無理だよ~。できるだけ余計な仕事は増やしたくないのだから・・・」と言われてしまいましたが、
各課が努力することで、生き生きとした活力ある方々の住みたいまちになり、税収があがり、公務員の生活も安定する?(笑)と思ったのですが・・・)

「観光課」は必要かもしれないけど「シティプロモーション課」は必要なのか?
観光PR・物産宣伝・各種イベントに関する仕事は必要かもしれないけど、「シティ」を「プロモーション」するのは、どの課の中での必要で、まとまって一つにする方が効率的ではないと思ったりします。

今回の「尼崎市民まつり」の映像制作はコストもほとんどかからず、
観光メインの内容でもありません。
単純に「尼崎市っていいとこですがな」をきっちり盛り込んで、出演団体さんがステージに立った雄姿と共に、拡散してもらう「シティプロモーション」です。

違いがよくわかんない・・・という方は、くどくどと説明しますので
是非、ご一報を(笑)

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